Googleが公式で提供しているWordPressプラグインをご存知でしょうか?
今回は、2019年にGoogleが公式にリリースしたWordPressプラグイン「Site Kit by Google」について、その利点や欠点、他のプラグインとの違いについて解説し、実際の利用方法まで詳しくご紹介します。
「Google Site Kit」は、Google公式ツールとWordPressをスムーズに連携させるプラグインです。初心者にも配慮されており、WordPress上でのアクセス解析などが簡単に行えるため、ブログ初心者に特におすすめします!
Site Kit by Googleとは
Googleが無料で提供する公式プラグインであるSite Kitは、アナリティクスやサーチコンソールなどのGoogle公式ツールを非常に簡単に設置できます。2019年10月31日に正式にリリースされて以来、2024年現在では、有効なインストール数が4,000,000を超えています。
Site Kitでどのようなことができるのか
では、Site Kitが具体的に何を実現できるのかを見ていきましょう。
Site Kitは、これらのGoogle公式ツールと連携することが可能です。
連携出来るツール
サーチコンソール
アナリティクス
アドセンス
ページスピードインサイト
タグマネージャー
Site Kitというツールを使うと、WordPressの管理画面で、いろいろなツールのデータを見ることができます。たとえば、Google Analyticsというツールで、ウェブサイトの訪問者数やページビューを見ることができます。また、Google Search Consoleというツールで、ウェブサイトがどのように検索されているかを調べることができます。このように、Site Kitを使うと、WordPressの管理画面で、いろいろなツールの情報を見ることができます。
Site Kitのメリット
測定結果を一画面で確認できる
Google公式ツールの測定結果を一目で見ることができます。これにより、アナリティクスやサーチコンソールの測定結果を個別に確認する手間が省けます。
ブログの改善点がわかりやすい
初心者でもアクセス数や検索キーワード、表示速度などの情報を見ることで、ブログの改善点を考えることができます。
Google公式ツールとの連携が簡単
Site Kitを使うと、Google公式ツールとの連携がスムーズに行えます。アカウント作成からブログへの設置までを短時間で完了できます。
安心して使えるGoogle公式プラグイン
Google公式プラグインであるため、連携時のエラーが少なく、アナリティクスやサーチコンソールとの相性が抜群です。安心して利用できます。
また、Site Kitを使用すると、WordPress画面上でアナリティクスやサーチコンソールのデータを直感的に見ることができます。毎日簡単に確認できるため、ブログのアクセス状況の変化に気付きやすく、詳細なデータが必要な場合は簡単にアナリティクスやサーチコンソールにアクセスできます。
Site Kitのデメリット
データを詳しく分析することが難しい
各ツールからの全てのデータを見ることはできません。もっと詳しい分析を行いたい場合は、「アナリティクス」や「サーチコンソール」のウェブサイトを訪れる必要があります。アナリティクスやサーチコンソールを使い慣れている人は、ちょっとした物足りなさを感じるかもしれません。
Site Kitのまとめ
この記事では、Googleが提供する公式プラグインについて紹介しました。
具体的には、Googleの公式プラグイン「Site Kit」に焦点を当て、その特徴や設定方法について解説しました。また、Site Kitとよく比較される他のプラグイン、具体的には「All in one SEO」と「Yoast SEO」の違いにも触れました。
Site Kitの利点として、次の3つが挙げられます。
・WordPressの管理画面上でGoogle公式ツールの測定結果を簡単に確認できる。
・Google公式ツールを短時間でブログに設定できる。
・Google公式プラグインなので安心感がある。
すでにWordPressとGoogle公式ツールを連携しており、それらを使いこなしている方にとっては、Site Kitを導入するメリットは限られるかもしれません。しかし、初心者にとってはサイトのメンテナンスが簡単になり、サイトの状況がわかりやすくなるため、Site Kitを導入するメリットは大きいです。
Site Kitは将来性が高いプラグインであり、興味を持った方はぜひ試してみることをお勧めします。この記事はGoogleの公式見解ではないものの、参考になれば幸いです。